2018 8月 01

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2018年8月1日一覧

株式交換とは

POSTED ON・2018年8月1日 / CATEGORY・BLOG, お知らせ

株式交換とは、ある会社の株式全てを別の会社に取得させることで完全親子関係の会社にする制度です。

持ち株会社を設立したり、企業買収(M&A)に活用されています。あのモリエモンのライブドア社が、急拡大した背景には、株式交換によるM&Aの活用が一役買ったと言われています。

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株式交換のメリット

 

多額の買収資金がいらない

 

ある会社を買収する際、もっともシンプルな方法は、その会社の株式を全部買い取ることです。ただ、資金力が乏しい振興企業などは、買取資金の捻出が難しい。
結果、ビジネスチャンスを逃したり…….

この資金的な課題を解決するために、株式交換が用いられます。買収先の株主にお金を支払う代わりに、株式交換で自社株を渡し、子会社化が可能に!

多額の資金を必要とすることがないため、財務的な影響も少なく、資金力が乏しい振興企業にとってはM&Aの機会拡大につながる。

但し、自社に市場価値がある(上場株式)や、上場が見込まれる又は将来M&Aが期待できる(バイアウト)株式でない限り、株式交換が成立する余地は少ないと言えます。

 

取引先や従業員からの抵抗が出にくい


株式交換は、合併と会社分割と違い、相手先企業を完全に子会社化するのみで、事業や資産を承継するわけではありません。相手先企業の銀行や取引先、従業員からも比較的受け入れ易く、抵抗が出にくいと言われています。

 

中小企業での活用事例

 

事業承継での活用

中小企業の場合、企業買収の方法として株式交換を活用するよりも自社株の相続税対策を期待して活用される事例が多いように思われます。

自社株の評価が高過ぎる!このままだと相続税が払いない……。

そうした事態を避けるため、自社株の評価を引下げる手段として株式交換を用いるケースがあります!

自社株評価が高い会社と低い会社を保有するオーナー社長のケース。株式交換により、自社株評価の低い会社を親会社(持ち株会社)とし、オーナーが直接保有し、自社株評価の高い会社を子会社し、オーナーの手から離します。

これにより、オーナーの持ち株式の内容が変わることで、その評価も引き下がると言われています。(検討される際には必ず税理士にご相談下さい。効果が期待できないケースもあるようです。)

 

グループ企業の再編での活用

複数の会社を持ち、多角的に事業を展開する企業の場合、経営資源(お金)を効率的に分配(投資)できるかがポイントと言われています。

A社の事業で儲かったお金を、別会社B社の事業に投資したい。A社から別会社に出資するのか?貸付を行うのか?どちらにしても複雑なことになってしまいそうです。

そこで、A社とB社の持ち株会社(親会社)をつくります。

子会社AB社で得た利益を持ち株会社(親会社)に還流させる仕組みをつくることで効率的な資金分配が可能となり、この持ち株会社を作る方法として、良く活用されるのが株式交換となります。

 

株式交換の登記のお問合せ

株式交換の場合、スキームの内容によって、登記の有無が異なります。全く、登記手続きを必要としない株式交換もございますので、登記手続きの必要性の有無など含め、お気軽にお問合せ下さい。

 


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